予測スクリーニングとファーマコゲノミクス
予測スクリーニングとファーマコゲノミクス
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予測的な発症前検査。
この検査では家族性疾患に関わる遺伝的変異を測定します。測定する疾患には、家族性がん、心疾患、神経障害そして、他にも多くの希少なメンデル遺伝病や単一遺伝子に関する疾患が含まれます。遺伝子疾患と診断されているご家族様が一人以上いらっしゃる健康な個人様には、有意義な検査となるでしょう。検査結果が陽性の場合、個人様と主治医との間でより効果的な予防および、早期発見への対策をすることが可能でしょう。
Webリソース
Your guide to understanding genetic conditions. National Institute of Health Website. 遺伝子の状態を理解するための手引き。アメリカ国立衛生研究所ウェブサイト(英語)
あなたの健康、リプロダクティブ・ヘルス、
340以上の医薬品に対する薬剤反応
あなたの健康、リプロダクティブ・ヘルス、
340以上の医薬品に対する薬剤反応
Rainbow 成人スクリーニングのためのエキソームシーケンシング検査
5,000以上もの遺伝子疾患が知られています。さらに、6,000以上もの健康状態を含む多くの報告が様々な臨床およびバイオインフォマティクス・データベースに蓄積されています。臨床全エクソームシーケンシングでは22,000もの遺伝子を対象とすることで、これら疾患に関係する病原性変異に対して網羅的にスクリーニングを行います。
多くの消費者直販型の遺伝子検査では、臨床上の有用性がない知見が多数あります。Rainbowが提供する全エクソームシーケンシング検査は、そのような「レクリエーション的な遺伝子検査」とは異なり、明瞭な医学的根拠および、臨床的に対応可能な病原性のある又は、病原性のある可能性の高い変異を報告します。つまり、検査結果を基に、あなたの主治医は疾患へのリスクに備え、スクリーニングおよび、予防対策を講じることが可能となります。また、当社の遺伝子カウンセラーをご利用頂くことでも、ご自身の健康状態および心理状態に対する理解を深め、相談するこが可能です。
Rainbow Adult Screening Exome Sequencing Testでは臨床的に対応可能な次の結果を提供します:
あなたの健康 ― あなたが将来、発症しうる遺伝子疾患のリスクについて
あなたのリプロダクティブ・ヘルス - あなたの遺伝子の問題をあなたのご子息へ受け渡すリスクについて
340以上の医薬品に対する反応について
心筋梗塞、および虚血性脳卒中に対するリスクについて
あなただけの、1時間の無料バイリンガル“遺伝子カウンセリング・セッション“を含みます!
臨床的に対応可能な結果を提供することで、あなたの主治医はあなたに合った予防対策を取り、あなたに合ったケアをすることができます。
22,000もの遺伝子を全エクソームより検査することで、あなたが発症しうる遺伝子疾患のリスクを調べます。疾患には、がん、心疾患、神経障害そして、他のメンデル遺伝病や単一遺伝子疾患など多くが含まれます。
現在、5,000もの遺伝子疾患が確認されており、ほとんどが希少疾患です。しかしながら、心疾患や、がんなどの中にも、遺伝子と密接な関係が検証されているものもあります。例として、乳がん、大腸がんの内5%は遺伝子に起因することが確認されています。また、500人に1人は心筋症に関わる遺伝子変異を持つことも確認されています。
この検査では、遺伝子疾患と関連した病原性のある、または病原性のある可能性の高い変異に対して測定を行います。また、これらは科学的な学術論文にて報告されており、疾患発症リスクの上昇との因果性があると考えられる変異です。
病原性遺伝子変異をもっていても必ずしも疾患の発症へと繋がるわけではありません。検査にて陽性結果が表れた場合、あなたの主治医は疾患発症リスクに対し予防対策を講じることが可能となるでしょう。
この検査は、キャリア・テスト(保因者検査)に類似しています。22,000もの遺伝子に対してスクリーニングを行い、あなたがご子息へ受け継ぐリスクがある、劣性遺伝子疾患に関連した病原性遺伝子の測定を行います。
キャリアスクリーニングでは、あなたの子に重度な遺伝子疾患を引き起こしうる遺伝子変異をもつかどうかを確認します。現在では1,300ものキャリアとなりうる遺伝子が確認されています。これらの健康状態は希少で、ほとんどが一般的な出生前検査で見つけることが不可能とされています。
これらの疾患は劣性遺伝のため、子が発症するには変異を両親双方から受け継がれることが条件となります。両親双方がキャリアの場合、子がこの疾患を患う可能性は1/4です。
欧米企業によって開発されている多くの遺伝子パネルテスト(1-200程度の遺伝子を含む)は、主に白人患者のデータに基づいており、アジア人の遺伝子に関して十分にはありません。しかし、Adult Screening Exome Sequencing testでは、22,000以上の遺伝子をエクソームより測定します。これによって我々は、アジア人患者のみに密接に関係する遺伝子の測定が漏れるリスクを大幅に削減しています。
ご留意いただきたい点:本検査では、以下の疾患・遺伝子の保因者検査は行いません。Fragile X、 脊髄性筋萎縮症(SMN)、 サラセミア (HBA)
Rainbow GenomicsはOneOme 社(米国ミネソタ州ミネアポリス)と共に、網羅的で臨床的に対応可能なファーマコゲノミクス検査を患者および医師に提供しています。OneOme RightMedファーマコゲノミクス検査。
また、OneOme社は、Mayo Clinic(米国ミネソタ州ロチェスタ)との共同開発および独占ライセンス契約を結んでいます。そのため、患者の遺伝子がどのように340以上の薬剤に反応するのかを網羅的に知ることが可能です。OneOme社では患者の遺伝子情報を解析することで、臨床的に裏付けのあるレポートを医師および患者へ提供が可能です。
精確性に欠ける処方は効果的な治療を遅延させるだけでなく、再入院、有害事象を起こし、また致死率さえ上げます。近年の米国の調査では、処方薬の多くは50-75%の患者のみにしか効果を示さないことが判明しています。また、米国では処方薬の副作用が死亡要因の第4位とされています。本検査では、医薬品副作用を低減させ、処方薬の効能を上昇させ、意図しない医薬品間の反応を避けることを目的としています。
網羅的:22遺伝子、340以上の一般処方薬、および28の健康状態
信頼性:アメリカ食品医薬品局ラベル情報、臨床薬理遺伝学履行協会(Clinical Pharmacogenetics Implementation Consortium)、他の専門ガイドラインおよび学術研究など臨床確認が取れるものの中からMayo Clinic社と共にさらに精選された臨床エビデンスを活用しています。
5,000以上もの、メンデル遺伝病や単一遺伝子疾患が知られています。家族歴や、遺伝的要因に基づくかもしれない症状を、もし現在お持ちであれば、あなたの主治医は検査注文時に症状に関する情報を弊社へお知らせいただくことができます。
Baylor Genetics社では、あなたの症状が遺伝的要因に基づくものかどうかを分析データと臨床解釈より検討します。この分析では、病原性のある、または病原性のある可能性の高い変異はもちろんのことながら、他の臨床的意義の不確定な変異も検査されます。
結果は医師のレポートの一部として、Baylor Genetics社の米国の国家資格を持つ主任医師より発行されます。また、米国の国家資格を持つ遺伝カウンセラーによるバイリンガルの遺伝カウンセリングも提供されます。同時に医師によるコンサルティングも行われます。これらの米国の国家資格を持つ認定専門医らによる面談は、ライブのテレビ会談によって提供されます。
心筋梗塞(心臓発作)。心筋梗塞は、心臓への血の流れが塞がれることで起きます。もっとも多いのは、脂質、コレステロールや、他の物質の冠動脈への蓄積に起因します。血流の妨害は心筋への損傷を与えます。心筋梗塞、つまり心臓発作(MI)は致死的です。
心筋梗塞のリスク要因には、環境因子と遺伝的因子の両方が存在します。MI Risk Assessment Testでは、染色体9p21に存在する2つのリスクマーカーの遺伝子型を調べます。この2つの一塩基遺伝子多型(SNP)は、MI、および冠動脈心疾患の発生リスクの上昇に寄与します。リスクの寄与は、20,000名の心筋梗塞患者と40,000名の健常者からなる20の人種(5,000名の中国人、日本人、韓国人および他の東アジア人を含む)で確認されています。
心房細動(虚血性脳卒中)とは不整、かつ主に早い心拍率(不整脈)であり、発作、心不全、他の心臓に関わる合併症のリスクを上昇させます。心房細動の繰り返しは心房での血栓の形成に繋がり、他の臓器への血管の詰まり(血流不全)となります。
11年の間、中国人の471,446名を対象にした研究によると、心房細動(AF)は20倍に膨れ上がっています。中国人の、生涯心房細動発症リスクは5人に1人でした。AF Risk Assessment Testでは、染色体4q25にある転写制御因子PITX2付近に存在する2つのリスクマーカーを検討します。
10,000名以上の患者と30,000名の健常者を基にした数々の研究より、4q25によるリスクは白人、日本人、中国人、韓国人の人種で確認されています。
臨床解釈に関しては、日本のRainbowの臨床チームによって提供されます。
患者への遺伝子カウンセリング。
Rainbow Genomicsでは、受検者に対し、様々なバイリンガル遺伝カウンセリングを、北京語、広東語、日本語、そして英語で行っています。検査には、カウンセリングが含まれており、各受検者に対しBaylor医科大学Consultageneによる、電子メール、電話、テレビ会議ベースの遺伝カウンセリングが行われます。受検者への質の高い、効果的なサポートのサービスが、Baylor医科大学の米国の国家資格を持つ遺伝子カウンセラーによって提供されます。
医師へのコンサルティング:
ピアツーピア・ディスカッション。Rainbow Genomicsでは、発注した医師の能力を強化し、受検者に対し最良のケアができるように、2つのレベルでサポートを行います。医師に対し、電子メールによるコンサルティングがBaylor Genetics社の認定遺伝子カウンセラーによって提供されます。受検者のケアについて、より深いディスカッションを希望する医師に対しては、Baylor医科大学のConsultageneによって、Baylor医科大学の医師から直接、1時間のテレビ会談によって、ピアツーピア・コンサルティングが提供されます。会談には、発注した医師、その協力者、および医療提供者の方々の参加も歓迎いたします。
このプロセスは、医師によるRainbow認定クリニックに訪れて、医師の診察を受けることにより始まります。受検者のための検査の発注は、クリニックが行います。
あなたのDNAサンプルのシーケンシングはCAP(College of AmericanPathologists;米国病理学会)認証または、CLIA(Clinical Laboratory Improvement Amendment;臨床検査改善修正法案)認定研究所にて行われます。データはACMGガイドラインに基づき、Baylor Genetics社にて解析され、臨床的な解釈が加えられます。加えて、医師レポートがBaylor Genetics社認定主任医師によって発行されます。
来診時にあなたのDNAサンプル採取は、医師がOneOme RightMed®ファーマコゲノミクス検査の綿棒で、口内を軽く擦る「頬スワブ」によって行われます。サンプルは、OneOme社のCAP認証、さらにCLIA認定された臨床検査ラボに送られます。検査、解析、臨床検査結果の発行は、OneOme社の臨床チームによって行われます。
仮にあなたが遺伝子変異を保有しているか、または家系にそのような変異が存在しても、必ず遺伝子疾患を発症するわけではありません。認定遺伝子カウンセラーによるカウンセリングは、あなたがもつ特定の遺伝子変異の意味を理解するために、とても重要です。
もし、下記が当てはまるのであれば、Rainbow Adult Screening Exome Sequencing testはあなたにとって最適かもしれません。
現在健康であり、自分が将来発症する可能性のある、遺伝的ながんや心疾患などの遺伝子疾患の理解がしたい。
子供を儲ける予定があり、子供へ遺伝子疾患を受け継ぐリスクを知りたい。
340以上の医薬品に対する反応を知りたい。
もし、下記が当てはまるのであれば、あなたにとって最適ではないかもしれません。
既に重篤な症状が出ており、遺伝的な要因を検討したい。
例として、あなたが既にがんと診断されている場合。がんの原因究明、すなわち家族性のがんかどうかを、あなたと主治医が知りたい場合。その際は、Rainbow High-Risk Cancer testが有用でしょう。
あなたと主治医が徹底的に行われる遺伝子検査を探している。
例として、あなたのお子様が進行性筋ジストロフィーを患っており、主治医が遺伝子要因の検討を行いたい場合。その際は、Rainbow Pediatric Care testが有用でしょう。検査では、お子様のエクソーム内の全22,000 遺伝子より、原因遺伝子の検討が可能でしょう。
あなたの340以上の医薬品に対する反応を理解しましょう
あなたの340以上の医薬品に対する反応を理解しましょう
結果は緊急時にあなたの命を救うかもしれません
結果は緊急時にあなたの命を救うかもしれません
350タイプ-医薬品遺伝子検査
ファーマコゲノミクス(PGx)検査では、あなたの遺伝子が処方薬に対してどの様な反応を示すかを明らかにします。PGx検査を受検することで、主治医はあなたに最適な処方を調製する助けを得るでしょう。
医薬品を摂取したときの身体の反応は、様々な因子によって決まります。例えば、性別、体重、年齢、食生活、他の薬剤、治療状態、そして、曝露されている喫煙などの環境因子です。
遺伝子の構成は大きな影響を与えます。実際に、医薬品に対する反応の95%は遺伝因子によって決まります。遺伝子はDNAの一部であり、DNA内の変異があなたを唯一の存在にしています。あなたが父親と母親それぞれから受け継いだ異なる遺伝子が、あなたの目の色から、医薬品を如何に早く処理または代謝するかまでを決めます。
遺伝子によって、体内での医薬品の分解が遅すぎたり、早すぎたりします。遅すぎる代謝は、医薬品に体がさらされる期間が長すぎ、結果的に副作用(ADR)へ繋がります。また、早すぎる場合、効能を全く得ずに代謝されてしまいます。
Rainbow GenomicsはOneOme 社(米国ミネソタ州ミネアポリス)と共同で活動することで、網羅的で臨床的に対応可能なファーマコゲノミクス検査を患者および医師に提供します。OneOme RightMedファーマコゲノミクス検査。通常の臨床ケアにファーマコゲノミクスを導入するために、OneOme社はMayo Clinicとの共同開発および独占ライセンス契約を結んでいます。OneOme RightMedファーマコゲノミクス検査は、現在、Mayo Clinic Center for Individualized Medicineや、他の多くの世界中の病院やクリニックにおいて採用されています。
医薬品への反応の多様性や感受性 (1) には、遺伝的因子が95%関与しています。言い換えると、ある医薬品が特定の個人に対して、如何に効くか、あるいは効かないかは遺伝的因子に関わります。
近年の研究では、90%以上の患者が、医薬品への反応 (2, 3) に関係する臨床対応が可能な遺伝子変異を保有していることが確認されています。RightMed検査では、患者が受け継ぐ遺伝子変異の内、どれが薬品への効果や代謝に関わる物かを予想し、各患者に対する個別の助言をいたします。
OneOme RightMedファーマコゲノミクス検査は、患者個人の遺伝子が医薬品に対する反応にどのように影響するかを検討する費用対効果の大きいソリューションです。OneOme社では、医師と患者がより精密で効果的な処方を判断できるように、個人の遺伝子情報を解析し、裏付けのある臨床検査レポートを提供をします。
RightMed検査では、22遺伝子、340以上の一般処方薬、および28の健康状態をカバーします。
来診時にあなたのDNAサンプル採取は、医師がOneOme RightMed®ファーマコゲノミクス検査の綿棒で、口内を軽く擦る「頬スワブ」によって行われます。サンプルは、OneOme社のCAP(College of AmericanPathologists;米国病理学会)認証、さらにCLIA(Clinical Laboratory Improvement Amendment;臨床検査改善修正法案)認定された臨床検査ラボに送られます。検査、解析、臨床検査結果の発行は、OneOme社の臨床チームによって行われます。
OneOme RightMed検査は誰にとっても有益です。検査結果は、生涯を通じて利用することが可能で、様々な健康状態に対してより良い処方薬の判断をする助けになります。RightMed検査は誰にとっても有益であり識見を深めることが可能ですが、特に下記に対応する方には大きな意味があるでしょう。
副作用を伴う薬を利用している方
複数の処方箋が出されている方
薬が効かない方
目に見えない健康状態に対する医薬品を利用している方
医師または薬剤師は下記もご覧ください。
参考文献
20種類のがんをスクリーニング
20種類のがんをスクリーニング
Rainbow Wellness がん検査
Rainbow Wellness がん検査
がんの遺伝的素因とは、主に患者の親より受け継がれる遺伝子変異のことであり、がんの発症確率を増加させます。特定の変異の中にも、がん発症リスクを著しく増加させるものもあれば、影響力が小さいものもあります。例えば、がん素因遺伝子によるがんは、乳がんおよび結腸直腸がんの3%〜5%、卵巣がんの15%がそれにあたります。
患者様は、エクソームシーケンシング検査を受けることで、ご自身の持つさまざまながんの発症リスクの大きさを判定できます。がん発症リスクの大きさが分かることで、経過観察や、予防的な投薬または予防的な手術により、発症リスクをマネージメントできるようになります。
がん患者様にとって、がん素因のある遺伝子における家族性のがんの(生殖系列)変異を判定すれば、有効な治療方針の提案につながるかもしれません。例えば、腫瘍専門医は結腸直腸癌およびリンチ症候群の患者様の治療に対する結腸切除、BRCA1/2に変異を持つ卵巣癌患者様の治療にはPARP阻害剤投与、TP53遺伝子に変異のある乳がん患者様の治療には放射線治療を回避する、などの方針を検討できるようになります。(詳細は以下のASCO Webリソースを参照してください。)
Baylor Genetics社。この検査はBaylor Genetics社との共同開発によるものです。Baylor Genetics社は、Baylor医科大学と連携する遺伝子検査ラボです。またBaylor社は、米国内でも有数の歴史ある大型の遺伝子検査と医療研究の施設であり、がんスクリーニングおよび検査のリーダーです。
医師の方へ
Implications of Testing for Initial Management (for Patients with Newly-Diagnosed Cancers) & Testing at Decision Points in Treatment (ASCO) (新規がん診断を受けた患者に対する)初期管理のための結果解釈および、治療判断岐路における検査(ASCO)へのリンク
つで2つの検査
スクリーニング検査
Rainbow Wellness Cancer検査では118の遺伝子に対して、遺伝子変異をスクリーニングします。これには、乳がん、子宮がん、大腸がん、前立腺がん、胃がん、すい臓がんを含む20種類のがんをカバーします。このマルチがんスクリーニング検査は家系内にがん履歴のない健康な個人に対して設計されています。
ファーマコゲノミクス検査
OneOme RightMed検査では、40種類のがん治療薬を含む340以上もの医薬品に対するあなたの反応プロファイルを提供します。
検査は、Rainbow認定クリニックにいらっしゃることよりはじまります。受検者へのテスト発注はクリニックにて行われます。約100X-150Xの冗長度のクリニカル全エクソームシーケンシングが、CAP(College of AmericanPathologists;米国病理学会)認証、またはCLIA(Clinical Laboratory Improvement Amendment;臨床検査改善修正法案)認定のラボで行われます。データはACMGガイドラインに基づき、Baylor Genetics社にて解析および、臨床的解釈が行われ、臨床レポートがBaylor Genetics社認定の主任医師によって発行されます。
1.乳房 2.卵巣 3.結腸直腸
4.肺 5.前立腺
6.子宮 7.胃
8.膵臓 9.甲状腺
10.メラノーマ 11.腎臓
12.尿路 13.中枢神経系および末梢神経系がん
14.パラがんグリオーマ
15.褐色細胞腫
16.脳腫瘍 17.肉腫
18.神経内分泌腺
19.白血病
20.骨髄異形成症候群
来診時にあなたのDNAサンプル採取は、医師がOneOme RightMed®ファーマコゲノミクス検査の綿棒で、口内を軽く擦る「頬スワブ」によって行われます。サンプルは、OneOme社のCAP認証を満し、さらにCLIA認定された臨床検査ラボに送られます。検査、解析、臨床検査結果の発行は、OneOme社の臨床チームによって行われます。
Rainbow Wellness Cancer検査は、家族性のがんの将来の発症リスクの理解を深めたい健康な個人に対して設計されています。
もしすでにがんの症状がある、家族性がんのリスクを示唆する家族歴がある、近い親族内に同じタイプのがんに罹患した人が複数いる、などに当てはまる場合、主治医と相談し、Rainbow High-Risk Cancer検査の受検をお勧めします。同検査は、症状や家族歴を基に設計された検査です。
心筋梗塞リスク
心筋梗塞リスク
心房細動(虚血性脳卒中)リスク
心房細動(虚血性脳卒中)リスク
Rainbow AF & MI リスクアセスメント検査
Rainbow AF & MI リスクアセスメント検査
心筋梗塞は、心臓への血の流れが塞がれることで起きます。もっとも多いのは、脂質、コレステロールや、他の物質の冠動脈への蓄積に起因します。血流の妨害は心筋への損傷を与えます。心筋梗塞、つまり心臓発作(MI)は致死的です。心筋梗塞のリスク要因には、環境因子と遺伝子因子の両方が存在します。
心筋梗塞の際、これらの蓄積物は破裂し、コレステロールや、他の物質が血流へ流出します。血栓は破裂を起こした部位にて発生します。血栓が十分大きい場合、冠動脈への血流を完全に止めてしまいます。
心筋梗塞検査
Rainbow Myocardial Infarction Risk Assessment™ Testでは、染色体9p21に存在する2つのリスクマーカーの遺伝子型を検討します。この2つの一塩基遺伝子多型、つまりSNPは、心筋梗塞(心臓発作)、および冠動脈心疾患の発生リスクの上昇に寄与します。リスクの寄与は、20の人種、20,000名の心筋梗塞患者と40,000名の対照者で確認されています(5,000名の日本人、中国人、韓国人および他の東アジア人を含みます)。
これらの人口寄与遺伝的リスクは、家族歴や従来の糖尿病、高血圧症、コレステロール、肥満など危険因子とは独立していることが判明しています。これらのマーカのリスクに対する寄与度は高くはありませんが、人口寄与リスクは、対象変異の保有者の割合が高いため、かなりあります。リスクアセスメントの結果を知ることは、疾患の早期予防に繋がります。
心房細動(AF)とは、心拍率が不整で、主に早く、発作、心不全、他の心臓に関わる合併症のリスクを上昇させます。
心房細動では、心臓の2つの上部小室(心房)の鼓動は無秩序で、不規則です。これは下部2つの小室(心室)との連携が取れていない状態です。上部小室(心房)は、無秩序な電気信号を受けとります。その結果、震えます。房室結節、つまり心房と心室間の刺激伝導系は、心室に抜けていく強い衝撃を受けます。心房細動の症状として、心臓の動悸や息切れなどがあります。
その結果、心臓の鼓動は早くなり、かつ乱れます。心房細動中の心拍は、1分当たり100から175になります。一般的な心拍は、1分当たり60から100回です。
心房細動は散発的に発生し、場合によっては治療が必要なほど慢性的にもなります。心房細動自体は命を脅かすものではないにしろ、健康状態としては緊急に治療が必要な場合もあります。
心房細動は心臓での血栓の形成に繋がり、他の臓器に循環し、血管の詰まり(血流不全)となることもあります。
心房細動検査
全ゲノム相関解析により、染色体4q25付近に存在する転写制御因子PITX2の解明に成功しました。PITX2は、肺静脈、心筋繊維の発達、及び左心室における洞結節の発達に関連する転写制御因子をコードしています。10,000名の患者と30,000名の対照者の研究と、それに続く数々の研究により、4q25におけるリスク相関は白色人種、日本人、中国人、韓国人にて確認されています。
この検査では、PITX2遺伝子付近に存在する2つのSNPを検査し、リスクアレルの有無を確認します。いずれかの領域におけるこのリスクアレルの保有者は、そうでない人に比べて高いAFの罹患リスクを持ちます。
検査は、Rainbow認定クリニックに診察を受けに来るところからはじまります。受検者へのテスト発注はクリニックにて行われます。DNAは、Sangerシーケンシング手法を用いて、ABI 3730 DNA シーケンシングシステムを持つCAP(College of AmericanPathologists;米国病理学会)認定、CLIA(Clinical Laboratory Improvement Amendment;臨床検査改善修正法案)認定のラボにてシーケンシングされます。
データ解析は、日本の順天堂大学の臨床およびバイオインフォマティクスチームによって行われます。各人種特有のアレル頻度や、生涯リスクに関する幾つもの研究に基づき、我々のチームでは、受検者の人種特有のそれぞれの健康状態について、関連するSNPのジェノタイプごとのリスクレベルを検討します。医師レポートは、日本の順天堂大学医学主任によって発行されます。